2013年2月10日日曜日

AF NIKKOR 28-70mm 1:3.5-4.5D の不満

中古屋で¥6,800で調達した「とりあえずズーム」の位置付の同レンズ.値段的にも設計の古さ的にも不満が出てくるのは織り込み済みであったが,いったん使用感をまとめる.
・AF
スピードは問題ないが,精度は不満.条件により1/4くらいがピンずれになってしまう.特に広角側では何度合わせても合焦しない時もあったので,ボディ側のピント調整を試みたが満足いく精度は出なかった.
 ・にじみ
暗い背景で白い被写体の時にはにじみが目立つ時がある.AF精度の悪さがにじみを助長している様にも思う.
・ゴースト
 めったに出現しないが,出るときには出る.
 ・焦点距離
広角端24mmはフィルム時代の設計だが,意外なことにより広角が必要になる場面はあまりない.代わりに望遠70mmをもう一声欲しい場面が結構あったが,その距離は標準ズームに求めない方が良いのかもしれない.
・その他
ちゃんと撮れている時の映りには不満はない.欲しいのは記録用の安価な標準ズームなので.
大きさがコンパクトなのはすごく助かっている.
手ぶれ補正が効かないのはやっぱり不安.対策のスピードライトは偉大であるが重いしごつい.
最短撮影距離ももう少し短いと良い.料理の写真はテーブルに座った位置で撮りたいもの.
 DタイプのMFは切り替えが面倒.特にAF精度が出ないレンズだと少し痛い.あと,フォーカスリングの摺動部がプラスチックなのか回転が滑らかではない.
 解像度に不満はないが,最近のデジタル用レンズはもっとすごいことになっていると聞くとすごく気になる.考えてみると自分が買ったレンズは設計が古いのばかり.

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