2013年1月20日日曜日
住吉神社のねこ
新入りのAi Nikkor 28-70mm 1:3.5-4.5D のテストを兼ねて近所の神社付きの猫の撮影を行った.
先ず猫の印象としては,餌は十分貰えている様であるが眼病持ちでやや汚い感じのねこ.いかにも野良な感じなのは白い方は耳が少し欠けているのとトラの方は尻尾が曲がっている.非常に人なつっこくすり寄ってきた.
写真の映りは晴天好条件なので大きなネガティブ要素は見当たらない.全体的な印象としては冬のひだまりの温かさが良く表現できているように思う.
一枚目の猫の毛並みまできちんと解像出来ていないのはこのレンズの限界なのか,高いレンズは使った事が無いので良くてこんなものなのかは判らない.
二枚目は猫の毛並みはシャープに映っているが全画面表示で見ると背景のボケが輪郭が残ってややうるさい感じがする.
レンズの操作はシンプルでピントもすぐ合う.AFはボディー側のモータを駆動させるのでややうるさいが外では気にならない程度.幼稚な感覚だがフォーカスリングが勝手に回転する機構は昔あこがれた全自動操縦機械のイメージに合っておりテンションが上がる.合焦スピードも問題ない.Dタイプなので絞りリングが付いているが,D7000では操作できないが,リングの幅が狭すぎるのでマニュアルカメラでも操作できないのではないかと思う.レンズをボディーにつける時も回転しない部分の方が狭いのでズームリングが回ってしまったりするのは少し厄介.レンズ外装はほぼプラスチックであるが,このレンズ含めDタイプのデザインは最近のGタイプのデザインよりメカニカルで好み.このレンズの一番の長所はコンパクトな所.マイクロ4/3を一回り大きくした程度の大きさのズームレンズは現行ラインナップには無い.この辺りはモーターを搭載しないDタイプと,フィルム時代に合わせた焦点距離が関係していると思われる.しかしDXフォーマットには広角端28mmはやや狭い.
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